埼玉県久喜市にて2棟目のお家づくりです。駅にも近く便利な場所ですが、大通りから離れた場所なので静かな場所です。近くに線路もありますが、室内に居ると電車が通過する音は全く聞こえません。敷地も広いので日射取得も全く問題はありません。得てして広すぎる敷地は解放感があり過ぎるので、一部を杉板塀で囲むことにより、プライバーと安心感を保ちました。これならドッグランとしても使えますね。
玄関に入り、引戸を開けると奥まで続く長い土間が現れます。この土間は直接キッチンまで行く事が出来ます。玄関→土間収納→食品庫→キッチン→LDと言う回遊導線になります。
収納の棚もお施主さんの荷物に合わせ、奥行きは高さを決めています。土間なので、冬は寒くなりがちな感じもしますが、建物の性能と床下エアコンのお陰で寒くはなりません。
土間→食品庫→キッチンの流れが解る写真です。食品庫には冷凍庫が置けるようにしています。キッチンや食器収納は造作で作り、耐久性とメンテナンス性を向上させています。造作キッチンの良い所は、壊れる場所が決まっているので、その部分を簡単に取り換えられるようにしておけばメンテナンスが楽になる点です。逆に悪い所は、どのような造作キッチンにしたいのか?を考える必要がある所かもしれません。でも、それも家づくりの楽しみだと思えば良いかもしれませんね。
タタミコーナーのあるリビングです。引戸で仕切れるようにしていますので、普段は開けて使います。タタミコーナーの上は吹抜になっているので解放感がありますし、冬はタタミコーナーの上から日射取得を得る事で室内を暖める事にも寄与します。
WICを中心とすると、右手は脱衣室、左手はランドリールームになっています。ウッドデッキ⇔ランドリールーム⇔WIC⇔脱衣室ですね。基本的に室内干しがメインになりますが、晴れた日にはウッドデッキで干す事も出来ます。干した洗濯物は隣にあるWICに収納出来ます。各部屋は引戸で仕切れるようになっていますので、プライバー保護と湿気の移動を防止しています。
2階にある広い寝室です。お子さんが小さな頃は、家族全員で就寝可能です。食後は2階の寝室で寛げるようにTVボードを設置してあります。小々解りづらいですが、寝室と吹抜が引戸を介して繋がっているので、必要に応じて開閉が出来ます。扉を開閉する事で、床下エアコンの熱を、吹抜を通して寝室に呼び込むことも出来ますし、吹抜から入る光を寝室に入れる事も出来たりします。引戸を壁のように使う事で変化のある間取りが出来上がります。