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群馬県太田市牛沢町

牛沢町の家

外壁に杉板とガルバリウム鋼板を用い和の雰囲気を持つデザインにしました。長く伸びた軒が建物を大きく見せると共に夏の日射を遮る効果もあります。また雨が外壁にかかりにくくなるので汚れも付きにくくなると共に耐久性も高くなります。

スリット階段・化粧柱・壁のくり抜きはデザイン性を高めるだけでなく、室内空気の流れをスムーズにする効果もあります。小さなエアコン1台で空調する家づくりには、特に必要な設計です。

ヒノキの床・フチなし和紙タタミ・シナベニヤ天井・格子床のコントラストが素敵な家になりました。大きな窓から差し込む日差しは、室内を明るく照らすと共に冬の日射取得を促進します。室内から眺める景色も家づくりのポイントです。

散らかりがちな玄関には大型収納スペースを配置します。お子さんが小さな時期はベビーカーを置き場にもなります。ちょっと大きくなったら自転車置き場にもなります。更に大きくなったら・・・と多様性のある収納スペースです。

床下エアコンの暖気が床格子を通して2階に上昇します。本物の珪藻土との相乗効果で洗濯物も完璧に乾いてしまいます。結露も起こりません。

寒くなりがちなキッチンでは家事も楽にはなりません。家事楽な導線も重要ですが、もっと重要なのは室内全体の温熱環境です。