鴻巣市で初めて施工させて頂くお家です。道路に面する部分を杉板仕上げにする事で、駅前の住宅街に柔らかい雰囲気を与えられるようにしてみました。
敷地は長細く、南西方向に45℃傾いており、前は古い2階建てのお家がある為、間取りと共に窓の配置に気を付ける必要がありました。
1階の殆どは日射取得が出来ないため、2階リビングの間取りになりました。また、1階に設置した床下エアコンを2階でも使えるようにしました。敷地の前にあるお家からの視線を考えて窓の大きさや位置を考えています。
幅3.5mもある造作キッチンです。2カ所のシンク・ガスオーブン・ガスコンロも設置しました。キッチンの横に食品庫もありますので使い勝手も抜群です。
2階リビングとの間に縦格子を設置し、書斎コーナーを作りました。お隣のお隣にある大きな木を眺めながら本を読むのも良いと思います。他人の庭の木を借りて風景を楽しむ事が出来ます(借景と言います)。
日差しの入りにくい1階でも、なるべく日射を入れるように設計を行います。スリット階段+に高窓により、外部からの視線を遮りながら暗くなってしまう1階を明るくします。
1階の寝室と子供室を配置しました。辛うじて日射取得が可能なので、大きな窓を設置しています。道路側は防犯を考え、窓の大きさと高さを工夫します。
1階にある4帖のファミリークローゼットです。床下エアコンの設置場所としても活用しています。
お施主さんのご用意いただいた照明器具の一部です。
本物の木を使った照明器具なので、室内の無垢床や珪藻土にもピッタリ合います。