今回はメルマガに
感想をいただきました。
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先日、当社に
旭ファイバーグラスの
営業マンさんが来られました。
世界で一番性能の高い
グラスウールがあるらしいので、
サンプルもらったりして
採用を検討しています。
その雑談の中で、
関東地方で群馬県と茨城県だけ
発泡ウレタンが普及している、
他の県だと発泡ウレタンの
シェアが落ちているような話を
しました。
私も発泡ウレタンを
使うことはありますが、
使う場合は必ずこの性能の物と
決めていますし、発泡ウレタン
だけに頼りきった気密・湿気の
処理はしません。
群馬県と茨城県以外の県は
高性能グラスウールのシェアが
上がってきているそうです。
確かに私も、
群馬県太田市の方は
高気密・高断熱に対して
興味のない方が多い印象です。
それよりも
ハウスメーカーさんの方が
良いと思っている方が多いです。
そんな話をメルマガでした時に、
当社の施工エリア内に
高気密・高断熱を謳っている
会社さんがありますね、と
コメントをいただきました。
全てが本当かどうかわかりませんが、
外気8℃の時に家中の各部屋が
無暖房で24℃ぐらいになるそうです。
窓はオール樹脂のペアで掃き出し窓、
断熱材はフェノールボードを
使っているそうです。
そしてUA値は0.1を切ると。
そんな数値が出るのか
疑ってしまいましたという
コメントでした。
その会社さんの名前は出せませんが、
フェノールボード100mmで
UA値0.1は切らないと思います。
新住協さんでQ1住宅と
言っているのがUA値0.3を
切るぐらいなので、
それよりさらにすごいことに
なるわけですが、そんなことには
ならないはずです。
またコメントには、
使っている暖房器具が
ずいぶん光熱費が
掛かりそうなものでしたと。
私も仕様を見てみましたが、
UA値0.1なのにそんな暖房器が
いるのかな?と思いました。
UA値0.1を切るなら、
6畳用エアコンで
充分なはずです。
あるフランチャイズメーカーさんの
モデルハウスは、一番暖気が
溜まる所に温度計を設置して
温度表示をするようです。
また来客5分前までしっかり暖めて、
消すと元営業マンが言っていました。
気密測定はするけど、
窓枠にも全て養生するらしい…
ということも聞いたことがあります。
いろんなことをアピールするのは
良いのですが、その前提条件が
どうなっているか?までは
消費者の方は見ないと思います。
家は性能だけ良ければ
良いわけではありません。
人生は長いので、
ゆったり暮らしたいという
想いもあるはずです。
外を眺めたいことも
あったりしますよね。
光取り込みたいとかね。
そういうものを全て削って、
超高性能な家で
ハニカムブラインドを
閉め切りにして暮らすことが
本当に楽しいのか?と思います。
性能はある程度は担保した上で、
空間的な楽しさやデザインなど
バランスよくやるのが
長く住んで良い家だと思います。
このような感想は
非常におもしろかったので、
皆様からのコメントを
お待ちしております。