今回は質問コーナーです。
まずは以下の動画に
コメントをいただきました。
棟換気は付けていても、
下屋換気をしていない家が
ほとんどだと思います。
詳しくは動画を観てくださいね。
さてご質問をくださった方が
このようにお話をされています。
“
築9年目の家で
スウェード屋根ですが、
屋根が割れて3回ほど
落下してきたので、
ガルバを使ったカバー工法で
リフォーム中ですと。
他の動画でも解説しましたが、
コロニアル屋根は本当に
使わないほうがいいです。
耐久性がないので、
この方が仰るとおり
割れてしまいます。
撥水効果もなくなるので、
薬剤を塗らないといけません。
それでも20年以上経つと
割れてしまって、
もう使うことはできません。
なのでこの方は
カバー工法でリフォームを
されるということですね。
そのリフォーム中に、
施工してる業者さんに
ガルバを拭くときに
棟換気を付けてくださいと
仰ったそうです。
するとなんと、
棟換気の下に開口が
なかったと言われたそうです。
棟換気は付いていたけど、
開口はなくて外観だけの
なんちゃって換気でしたと。
この方の家は
建売のようですが、
建売の家は棟換気が付いてても
野地板が開口されていない
現場は珍しくありません。
これは施工範囲の問題が
あります。
野地板は大工さんが
上棟のときに拭きます。
そのときに
大工さんが開けておいて、
あとは屋根工事や板金さんが
やるというルールなのか、
板金屋さんが必要なところを
開口して拭くという
ルールなのかという話です。
こういう施工の割り振りを
ちゃんとしてるかどうか
という話です。
当社の場合は、
板金屋さんがやるという
ルールにしています。
パワービルダーさんは
棟換気を付けるという
ルールはあるけど、
穴を開けるところまで
マニュアル化がされて
いないのかもしれません。
こういうことが
本当に起こっているのが
事実ですが、みなさんが
これを気を付けるのは
なかなか難しいと思います。
なので住宅会社さんに
どういうルールで
やっているか聞いてみるのが
良いと思います。
今回のように
みなさんからのコメントも
募集してますので、
気になることがあれば
コメントをください。
また動画で
ご紹介させていただきます。