以前に
家づくりの相談カウンターに
ちょっと注意、みたいな事を
お話しました。
それと似たようなもので
住宅コンサルタントという方が
いらっしゃいます。
今回はそれついて
解説させていただきます。
例えば皆さんが
家の事について全然分からなくて、
変な工務店さんにあたっちゃうと
困っちゃいますよね。
家の知識も無いから、
第三者の方に工務店さんを
選んでもらってジャッジして
もらうという事を
思い付くと思うんですよね。
実際に、そういうことを
コンサルタントしてくれる
人や会社があります。
コンサルタントは、
皆さんに代わって3社ぐらいの
住宅会社さんに間取りや御見積を
依頼してくれます。
このコンサルタントが
判断をしてくれるのか、
お客さんにこういうのがあります
と紹介するのか分かりません。
相談カウンターと少し
似ている所がありますが、
ではこのコンサルタントが
選んだ会社がお客さんの要望と
合ってるかどうかというのが
重要になってきます。
場合によっては
お客さんがその要望さえも
よく分かっていなければ
コンサルタントにお願いしますよね。
そうするとコンサルタントは、
選ぶ住宅会社がつくっている
家の性能や使っている材料など、
全てをある程度のレベルで
揃えるという事をしないと
いけないですよね。
という事は、
選定がものすごく大事になる
という事ですね。
つまり、コンサルタント自身が
ものすごく知識力がないと
ジャッジってしづらいですよね。
ではどんな知識なの?というと、
建築士事務所並の知識が
まずなくちゃいけない。
当然、耐震に対しての知識や
温熱環境の知識、間取りの作り方や
ポイントなど綿密なジャッジが
できなきゃいけない。
なおかつ建てる場所によって
間取りを設計していくとか
そういう本当に細かい所まで
出来る方であれば任せて良い
という気がします。
ただ残念ながら、
このレベルでやってる
コンサルタントは正直、
見た事がありません。
ほとんどがコンサルタントと
付き合いのある工務店さんに
話を投げて、お金という部分、
間取りが好きかどうか、
収納が多いとかどうか、
こういう所でしか判断してない
というのが事実です。
そうするとお客さんは
どのようにジャッジされたのか
分からなくなります。
恐らくですが、
契約が成約すると
コンサルタントにお金が周る
という図式になってます。
こういうサービスを
使っちゃいけないとは
言いません。
皆さんが楽をできるような
ビジネスモデルというのが
あるけど、最終的に皆さんが
得したかどうかは分からない
という事もあります。
本当に今、こういうサービスが
ありますので、くれぐれも
ご注意いただければと思います。