家づくりに大切なことは
何かと言うと、お金です。
別動画住宅ローンの選び方を解説しました
でも話しましたが、
今回は変動金利と固定金利の違いを
解説します。
以下の画像をご覧ください。
※35年で借入する場合を考えます。
この中でおそらく皆さんは
1番が変動金利で、
2番〜6番は固定金利と
思われると思いますが、
実はそれは間違いです。
固定金利は6番だけで、
実は2番〜5番も厳密に言うと
変動金利です。
この変動金利は
6か月に1回、金利が変わります。
例えば仮に35年ローンを組むと、
合計70回、金利が変わる可能性が
あるというローンです。
では3年固定というのは
どういう意味かと言うと、
3年間は固定ですが、
残りの32年間はまだ分からない。
どんなローンがあるか分からないし
その時の金利が分からないから
これは変動と言われます。
3番は5年間固定の30年間変動、
4番は10年間の25年間変動、
5番は20年間固定の15年間変動
という具合です。
本当の固定金利は、
35年間固定金利しかありません。
この中でどれを選ぶかは
それぞれの事情によります。
例えば
20年間で支払いが終わる方であれば、
20年間1.15%の金利で固定金利という
考え方になります。
10年間で支払いを終える方は、
10年固定金利と言えます。
もし皆さんが20年以上の
長いローンを組んで、
2番〜5番を選んだ場合は
固定金利ではありません。
こういう勘違いをすると、
最初の20年間は1.15%で、
残りもなんとなく
このぐらいの金利じゃないかと
勘違いされる方がものすごく多いです。
また住宅業界の営業マンさんも
この辺りの理屈が
あまりよく分かってないで
「今は低金利時代ですから、
そんなに変わりませんよ。」
みたいなことを簡単に言われる方も
いらっしゃいますから、
本当に注意してもらいたいです。
最終的には
銀行ローンは自己責任ですので、
くれぐれもお気を付けください。