今回は普段のスタイルと
違う感じで
お話をしたいと思います。
よくお客さんに
質問される事があります。
例えば鉄骨系のメーカーに
行った時に、
「木造住宅は
大工さん次第で仕上がりが
変わっちゃうから精度が
均一化できないので
気をつけた方が良いですよ」
と言われるケースが
あるんですね。
お客さんは木造住宅を
建てたいんだけど、
精度が大工さんによって
決まっちゃうし、
そもそも大工さんは自分で
選べないじゃないですか。
なのでそこに対して
ものすごく不安を抱えている人が
多いのかなと最近は感じます。
これは確かにその通りで、
私も現場に出ると大工さんによって
レベルが違うと感じることがあります。
例えば建売り住宅の大工さんもいるし
注文住宅と言っても組み立てるだけの
大工さんもすごく多いです。
その一方で木を使って、
大工さん自身が切ったり貼ったりして
収めていく人もいます。
それも単純にビスを打つのではなく
ダボというものを使ってなるべく
綺麗に収めるという事ができる
大工さんもいます。
確かに大工さんによって
レベルが変わってしまうことは
正直あります。
また断熱気密に対しても
断熱材をきちっと入れられたり、
気密なんか本当に細かい所まで
シーリングをしたりとか
発泡ウレタンを吹いたりだとか
本当に気を付けてやってくれます。
やっぱりそういうのが
わかっておない大工さんというのは、
なんとなくこんな感じぐらいで
良いんじゃないのという人が
やっぱりいるんですね。
なので大工さんの腕は
ものすごく重要になります。
逆を返せばだからこそ
ちゃんとした数値を測っていたり、
自分の家の性能値をちゃんと
公表していたりする会社さんを
選べば、良い大工さんが
そこにいるって事になるんですね。
大工さんは確かに
お客さんを選べませんが、
そういう大工さんを抱えてる
工務店さん選びをすれば、
ちゃんとした家ができます。
鉄骨が良いのか木造が良いのか、
お互いの長所と短所を
非難し合うような図式はあります。
鉄骨で良い所はありますし、
木造も良い所があるんですね。
もし皆さんが
木造住宅が欲しいけど
大工さんは選べないからちょっと
不安だというのであれば、
こういう視点で工務店選びを
してください。
間違いなく良い家ができると
私は思っていますので、
参考にしていただければと思います。