因みに、正しい設計と施工とは、単にUa値が低いだけの家ではありません。
寒い家だと布団の量も多くなるはずです。
もしかしたら、アパート住まいの方は
ニトリの羽毛布団とか持っているかもしれませんね。
でも、高性能住宅になると要らなくなります。
その理由は簡単で、室温が上がるからです。
恐らくですが、暖房しないアパートの起床時の室温は一桁、
もしくは良くても14℃位ではないでしょうか?
そうなると、寒がりの方は羽毛布団が欲しくなるはずです。
しかし、高性能住宅になると、厚めの毛布でも就寝が可能になります。
そうなると収納スペースにも余裕が出来ます。
笑い話ではありませんが、年配のお客さんの家を建て替えさせて頂いたことがありました。
その際に、せっかく新しい家になるのだから・・・と言って
高級な羽毛布団を購入されたようです。
そして、新しい高級羽毛布団を羽織って、新しい家で寝る事を夢見ていたそうです。
しかし、羽毛布団を使ったら暑くて寝られなくなってしまったそうです。
せっかく購入した高級羽毛布団でしたが、残念な結果になってしまいました・・・
高性能住宅では、写真のような厚めの毛布でも就寝が可能です。
ただし、あくまでも各々の体質にも寄りますが。