樹脂窓が結露してしまうのですが、そうしたら良いのでしょうか?
今年の春にお引渡しをさせて頂いたお客さんから相談の連絡がありました。
アルミ製の窓なら結露しても仕方がないように思われたようですが、高性能な樹脂窓でも結露をしてしまうのか?と驚いてしまったようです。
そこで、色々と考えられたようですが、考えるほどに解らなくなってしまったようです。
高性能な家を建てたはずなので、結露をしてしまったので余計に驚いてしまったのかも知れませんね。
また、初めての冬を迎えるので、床下エアコンの設定方法や冬に暮らし方についても、聞きたいことがあったようです。
そこで、早速訪問を来ました。
まずは、結露の説明から始まります。
ここが解らないと不安になりますので、解りやすく説明をさせて頂きます。
結露をする条件とは何か?なぜ、結露をしたのか?
結露を起こさない為には、どうすれば良いのか?
などなど、1時間位説明をさせて頂きました。
また、持参した測定器を設置して、湿度の変化を見て頂きました。
そこで解った事は、結露を起こしてしまうような生活をしていた事です。
高性能な樹脂窓だからと言って、絶対に結露をしないとは言えません。
条件が揃えば、間違いなく結露をします。
でも、これがアルミ樹脂窓だったとしたら、あちこちの窓が結露をしていたかと思います。
場合によっては、窓だけの結露では済まないかも知れません。
そう考えると、3カ所の窓の一部が数cm位結露する位で済んだのは、良い窓だとも言えます。
最後に・・・結露を起こしてしまう条件は、室温と湿度の管理だけです。
ここで重要な事は、暖かい家であれば対策は簡単になりますが、寒い家だと難しくなります。
結露にマジックではありません。