こんばんは!平石です。
足利市にて工事している現場で、気密測定を行いました。
2棟工事しておりますが、今回は先に上棟した“ほぼ平屋”の家です。
平屋の方は、来週気密測定を行います。
気密測定を行う理由は、「建物の無駄な隙間がどの位あるのか?」を測る為。
建物に無駄な隙間がないという事は、冷暖房の効きも良くなります。
また、室内の換気がスムーズに行えることにもなります。
ご存知ない方も多いのですが、気密性が高くないと換気扇の効きも悪くなります。
(隙間が多いと、色々な所から空気が漏れてしまっている為)
“気密”について詳しくはコチラをご覧ください↓↓↓
気密住宅というと、C値は1.0以下にはしたいところ。
前の説明にもあった通り、計画換気を行う為にも、C値を1.0以下にする事はとても大切な事です。
当社では、C値は、0.5以下になるようにしています。
*35坪の家ですと、名刺1枚分くらいの隙間が空いている事になります。
理由は、気密性能は新築時が最大で、後から少しですが下がってしまう傾向があるからです。
今回は、お客様も立合いの元で気密測定を行いますので、大工さんもどんな数値が出るか緊張気味です。
気になる今回の結果は、下記の通り。
1回目→0.22(㎠/㎡)
2回目→0.24
3回目→0.26
平均値で、C値は0.24です。
大工さんも私も一安心でした!
ただ、ここで注意が必要です。
家づくりでは、C値を少なくし『気密性能を高めれば夏涼しくて冬暖かい家になる』と思われる方がいらっしゃいます。
気密性能はあくまで、必要条件の一つです。
夏涼しく冬暖かい家づくりを目指すのであれば、ほかにも気を付けなければいけない事があります。