こんにちは! 平石です。
今週は雨続き・・・
屋外工事の職人さん泣かせの時期になりましたね。
屋根・防水・左官、塗装工事
雨が降ると作業ができません。
しかし・・・
仕上がりに関係ない部分は、雨が降ろうが関係なしに工事を行っている建築会社もあるのが実情です。
以前も書きましたが、大雨の中、基礎のコンクリートを流し込んでいる現場もありました。
仕上がりが悪くなるのは当然ですが、
一番心配な事は、コンクリートの強度(硬さ)が規定通りにならない可能性がある事。
確かに床を貼ってしまえば見えなくなる所ですが、『基礎』というだけあり家の構造で一番大切な所。
しっかりとした工事・管理が必要ですね。
また、大雨の中での上棟・その後に養生もせず雨ざらしにしている現場・・・
これも本当によく見かけます・・・
確かに木材は濡れたからと言って、強度が大きく下がる事はありません。
しかし、雨ざらしですと話は違います。
大きく反ってしまったり、カビが生えてしまう事もあります。
また、材料によっては釘が効かなくなってしまう事もあります。
いくら、「構造の計算をしている・しっかりした材料を使用している」といっても、本末転倒になりかねません。
雨の多い時期だからこそ、気にしておきたい所ですね。