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ホーム > ブログ > Facebook > シロアリの相談から、シロアリ対策を考える。
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 | 2020.04.18

シロアリの相談から、シロアリ対策を考える。

こんにちは! 平石です。

いいよ4月も中旬になりました。
この時期になると、とある相談を受ける事があります。

「実家の庭先でたくさんに羽アリが飛んでいたのを見たのですが・・・」

GW前のこの時期はシロアリが飛び立つ時期です。
シロアリと聞くと、とても心配になりますよね・・・

ただ、羽アリが全てシロアリであるとは限りません。
クロアリの場合もあります。
クロアリの場合は、家の骨組みである木材を食べたりはしません。

そこで今回は、“シロアリ”か“クロアリ”か? 見分け方をご紹介します。

シロアリとクロアリの違いは“触覚”・“羽”・“胴体”です。

【触覚】
シロアリはまっすぐ伸びているのに対し、クロアリは、くの字にまがっています。

【羽】
シロアリの羽は、4枚とも同じ長さに対し、クロアリは前2枚が大きく、後ろが短い。

【胴体】
シロアリの胴体は、まっすぐで寸胴に対し、クロアリはクビレがあります。

今の住宅は、色々な方法で防蟻処理や対策をしています。

例えば、

〇薬剤処理をする
〇基礎パッキンを使い床下の換気をよくする
〇ヒノキなどのシロアリの被害を受けにくい樹種を使う
〇上記を併用する

などです。

床下の換気を良くして、ヒノキなどの樹種を使う事は有効ではあります。
しかし、シロアリ被害を絶対に受けないわけではありません。

また、薬剤処理をする事もシロアリ対策には有効なのですが、5年でその成分は消えてしまいます・・・
(日本の基準では、強い薬剤は使えないのです・・・)

「ではどうしたら?」と思われたかもしれませんね。

結論から言うと、シロアリ対策は複数の対策を併用する事。
また、長い期間効果がなくならない処理をする事がオススメです。

ですから、当社では土台・大引きにはヒノキ。
ホウ酸処理及び、コンクリーとの継ぎ目などには“防蟻シール材”を施しています。

特に“ホウ酸”は人体には悪影響はなく、シロアリは体内に入ると死んでしまいます。
効果もキチンと施工すれば半永久的に持ち、数年で効果がなくなってしまったりはしません。

ホウ酸についてはコチラ↓↓↓

皆さんも、「シロアリ対策は薬剤処理をしているから大丈夫です!」という言葉には注意してください。