こんにちは!平石です。
今回はアフターメンテナンスのお話。
本日、OBのお客様から
「ガラスが何もしていないのに割れてしまっている・・・」
とご連絡がありました。
写真を送って頂くと、横一直線の割れ。
このような割れ方は、『熱割れ』の場合に起こります。
熱割れは、ガラスの温度差で起こります。
冬に起きる事が多いようで(冬以外でも起きる事もあります)、
夜に冷やされたガラスに、昼間に直射日光があたり温度差で起こる事が多いようですね。
ガラスの熱割れで問題になるのが・・・
ガラスの熱割れの場合、当然、ガラス交換が必要になります。
(オール樹脂サッシの場合は障子ごと交換になります。)
その際、熱割れでガラスを破損した場合、火災保険が適応されない事がほとんどです。
「破損汚損」に加入していても、熱割れの場合、保険適応が難しい状況のようです。
破損汚損に加入していれば、「誤って物をぶつけてガラスを割ってしまった」などは保険適応されると思います。
ただ、物をぶつけてガラスを割ってしまった場合、打撃痕があり放物線状にヒビが入ります。
保険会社さんも、写真を見ただけでそうでは無い事がわかってしまいます・・・
つまり完全実費にて修理が必要になてしまうのです。
そうはいっても、熱割れによるガラス破損は、頻繁に起きている訳ではありません。
数年に1件程度割合です。
温度差によっておこる事なので、注意して起こさない様にはできないかもしれませんが、
こういう事もあるんだなという事でご紹介しました。