こんにちは!平石です。
今日は、高崎にて着工がありました。
この現場は、地盤改良は無く、基礎工事から開始となりました。
基礎工事の最初に行う事が、『水盛遣り方』です。
工事範囲の回りに、木杭を打ち、木材で囲んで行きます。
これが、工事する上で、建物の位置の基準となり、高さの基準ともなります。
かなり大切な作業となります。
上の写真を見ていただくと、敷地に対して“建物が斜め”になっている事がわかるかと思います。
そうなのです・・・
建物が斜めに配置される事は、当社ではよくあります。
(一般的にはブロックから平行とか、道路から平行など、建物を配置する事が多いのです。)
斜めにする理由は、なるべく室内に日射が入りやすい方向に建物を向けたいからです。
しかしこれが、工事では結構大変。
どこにも基準がない所から、建物の位置を追い出してくるので、時間もかなりかかりますし、とても難しい作業となります。
ただ、こうする事によって、よりたくさんの日射が建物に入り、暖房をつかなくても暖かい家をつくる事ができます。
こういった所が暖かい家づくりの肝となります。