今回は住宅ローンの
フラット35について
注意点をお話させていただきます。
フラット35というのは、
35年間金利が変わらない
住宅ローンのことです。
このフラット35は、
基本的に国がやっています。
民間の銀行さんだと、
長期でも20年〜30年、
労金さんは35年があるかも
しれませんが、国がやってる
フラット35が一般的です。
このフラット35には、
「フラット35S」という
ものがあります。
この「S」が付くと、
借入の最初の10年間は
金利が-0.25引かれます。
(※2019年12月時点)
11年以降は
元の金利に戻ります。
仮に最初の
フラット35の金利が
1.25%だったとすると、
フラット35Sは-0.25で
1%になります。
そして11年目から
元の1.25%になると
いうことです。
なのでもし皆さんが
フラットを借りるなら
フラット35Sにした方が
良いかなと思います。
ただフラット35Sに
する場合は色んな
条件があります。
例えば省エネ住宅に
する必要があって、
住宅会社さんによっては
省エネ住宅にするのに
プラスの追加工事が
掛かってしまうことも
あります。
そうすると、
最初の10年間で
マイナスされる金利よりも
高くなるようであれば、
フラット35のままの方が
良いということになります。
これは建てる
住宅会社さんによって
条件が変わります。
ちなみにうちの場合は
最初からフラット35S対応に
なっているので問題ないです。
ちょっと宣伝ですいません。
フラット35は国がやっていて、
金利もそんなに変わらないので
どこで借りても同じじゃないか
と思われる方が多い気がします。
でも実は隠れた所で違います。
事務手数料というお金が
掛かってきます。
この事務手数料は
単純に言うと、
取り扱ってる銀行さんの
儲けだと思ってください。
何度も言うように
フラット35は国が
やってるものを民間の
銀行さんが代理店として
消費者の方に販売をするもの
であって、自社で貸してる
わけではないのでそんなに
儲からないんですね。
その分、消費者の方は
ものすごくありがたいですが、
仲介するわけなのでそこで
お金をもらわなきゃ
合わないですよね。
それが事務手数料
というものです。
この事務手数料は
すごく小さく書いてあって
わかりにくいです。
例えばこんな感じです。
フラット35を取り扱っている
金融機関Aの事務手数料が
借りた金額の0.85%、
金融機関Bの事務手数料が
借りた金額の2%だとします。
例えば皆さんが
3,000万円を借りたとすると、
金融機関Aの事務手数料は
25.5万円になります。
25.5万円の手数料を
その代理店になってる
金融機関さんの利益として
払うということです。
金融機関Bの事務手数料は
60万円ですね。
するとAとBの差額は
34.5万円になりますので、
金融機関B には34.5万円を
余計に払う必要があります。
事務手数料というのは、
ものすごく小さく書いてあります。
事務手数料は借入金額に対して
何%申し受けますみたいにね。
なかなかわかりにくいですが、
こういう隠れた所もある
ということを覚えておいて
いただければと思います。