天然乾燥木材って知っていますか?
以前のメルマガでも解説しましたが、
木材には人工的に乾燥した物と
自然に乾燥させて木材があります。
専門用語で言うと、前者をKD材
と言い、後者をAD材と言います。
どちらの木材が良いのか?は
なかなか難しいです。
言い方を変えると、KD材派と
AD材派が存在します。
KD材派は、AD材の強さにバラツキ
がある事を指摘します。
AD材は自然に乾燥をさせるので、
乾燥状況にバラツキが発生します。
木材は乾燥させることにより強度が
高くなるので、乾燥状況は重要な
要素になります。
なのでAD材を使った家の構造計算を
行ったとしても、数値が正しいのか?
とは言い難いのです。
そこを感覚的に理解していた昔の大工
さんは、あえて太い柱や梁を使い、
強度を保っていたようです。
しかし、AD材はKD材に比べて木の匂い
が強い傾向があるそうです。
せっかく木造の家を建てるのだから、
匂いを感じたいと思うのは当然かも
知れません。
また、KD材と違い、じっくりと乾燥
させるので木材が急激に収縮しないので、
粘りが出ると言われています。
ただ、この辺りは微妙な部分で、
粘りとは何の事を示すのか?が
今一つ解りません。
例えば、粘りと強度の違いは何なのか?
です。
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